2016年9月30日金曜日

ケアンズ(オーストラリア)

 1997年7月末オーストラリアの保養地ケアンズで開催された国際磁気学会に出席したときの記録です。ケアンズはオーストラリア大陸の北東部の海岸に位置し、南回帰線より少し北にあり熱帯に属します。従って、季節は冬ですが結構暑く海水浴も楽しめます。また、珍しい熱帯の動植物に出会うことがあります。日本からの直行便もありアクセスも便利です。ここでは会議の合間に付近の観光地を巡ったときの記録を紹介します。

海から見たケアンズの町

小さな帆船

珊瑚礁
  ケアンズの沖合の海はグレートバリアリーフとよばれる一大珊瑚礁地帯です。沖合すぐにあるグリーン島も珊瑚礁で出来た島で周辺の海底は珊瑚礁で、船底に窓がある観光船でのぞくと見事な珊瑚礁が見られます。
グリーン島
ケアンズの沖合にある珊瑚礁で出来た島

海底の珊瑚礁

大きな貝

熱帯動物園
オーストラリアにはカンガルーを初めとして固有の動植物種が多く棲息しており、ワニ(クロコダイル)を除けば凶暴な動物はいないようで見学者とふれあうことが出来る動物も多くいます、
お腹の袋に子カンガルーを抱く母親カンガルー

カンガルーの子供達

コアラ

ウォンバット

ダチョウ

クジャク

熱帯の小鳥

大きなワニ
ちなみに市内のレストランではワニの肉を食べることが出来る。
お味は案外あっさりしており鶏肉のような感じ

キュランダ
 ケアンズの郊外にキュランダという町があります。熱帯雨林の中にあり先住民のアボリジニーが多く住んでおり、彼らのダンス、ブーメランの投擲など独特の文化が見られます。キュランダに行くにはキュランダ観光鉄道が走っており途中熱帯雨林の風物が見られます。(最近はケーブルカーで直行できるようです)
キュランダ観光鉄道の発車駅

熱帯雨林の中を行く列車

途中で見られる瀧


アボリジニーのダンスショウ

ケアンズの海岸の夕景(水鳥たち)

2016年9月25日日曜日

サンフランシスコ磁気国際会議1  湾内クルーズ・スタンフォード大学編 



1985年8月下旬米国サンフランシスコのカルフォルニア大学サンフランシスコ校で開催された国際磁気学会に出席したときの記録です。前半はサンフランシスコ湾のべイクルーズ及びスタンフォード大学見学、いずれも会議のエクスカーションとして催されたものです。後半は少し離れた東隣のアリゾナ州にあるグランドキャニオンを訪れたときの記録。

 ここから観光船が出る
この付近にはフィッシャーマンズワーフという新鮮な魚を
食べさせるレストランがたくさんある。
町には坂が多くケーブル型の市内電車も有り風情のある]町である。

クルーズ船 
湾内を巡る観光船

ゴールデンゲート(金門橋)

ゴールデンゲート 全長2737m

アルカトラス島
監獄として使われている

ベイブリッジ 全長13.5km
サンフランシスコとオークランドを結ぶ橋
瀬戸大橋が出来るまで世界一長い吊り橋として知られていた。

スタンフォード大学(フーバータワー)
大学の中心となる象徴的な塔

メモリアル・チャーチ

チャーチ内の礼拝堂

電子線形加速器
スタンフォード大学が作った線形加速器
現在は国の所有となっているが運営は大学がやっている。

最後に会議で受理された講演のアブストラクト

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サンフランシスコ磁気国際会議2 グランドキャニオン

 サンフランシスコのあるカルフォルニア州の東隣はアリゾナ州でここには有名なグランドキャニオンがある。会議終了後会議出席者何人かとここを訪れた。アクセスは飛行機で、まずラスベガスまで国内便で飛び、そこから小型の遊覧機でグランドキャニオンへ飛ぶ。単に直行するのではなく、途中で渓谷内の見所の近くを飛びながら渓谷上面の平地にある小さな飛行場へ到着する。
遊覧飛行機 
10人程度乗れる小型機 
渓谷内の見所を空中から案内してくれる

フーバーダム
いわゆるニューディール政策の一環としてフーバー大統領の時代に
完成した巨大ダム(上空より)

ダム湖(上空より)
フーバーダムにより作られたダム湖
貯水量は400億トンといわれ琵琶湖の水量よりも多い。
ともかくスケールが巨大である

渓谷の底を流れる川
コロラド川にいたる(上空より)

対岸の断崖絶壁 ともかく超雄大な景色
手前の平地は広い谷。その中心付近に水をたたえた狭い谷川が見える。
日本でこれに匹敵するのは阿蘇の外輪山くらいか?

手前の景観と対岸の断崖絶壁2
深くえぐられた渓谷の上はほぼ平坦な岩地。遊覧機はここに着陸し見学者は絶壁のまぎわまで行け、谷間を見ることが出来る。(現在もそうかわからない)。


手前の崖 
少し傾斜がある崖には小さな灌木が点在している。
地肌は全て褐色の岩

奇岩
所々に浸食から取り残された巨大な煎餅を重ねたような奇岩が見られる

谷底の川
望遠レンズで谷底を見ると真っ青な水をたたえた谷川が流れている。

ラスベガスの町
グランドキャニオン観光の基地。ここで飛行機を乗り換える。
中央のビルは賭博場のあるホテル。

2016年9月19日月曜日

ドイツ・オランダ紀行

 1980年夏イギリス北部の町リーズで開かれた遷移金属の物理国際会議に招待され講演した。その前後にドイツやイギリスの研究者と交流するため、大学や研究所を訪れたが、その余暇にいくつかの観光地を巡った。ここではその前半のドイツ(ハイデルベルグ、ライン下り)とアムステルダムの町を紹介する。
写真は、少々色あせた昔の写真をスキャンしたもので画質が悪いが自分の備考録としてアップしました。


フランクフルト 
ドイツ旅行の起点

レーマー広場
フランクフルトの中心部(1992年7月)

   ハイデルベルグ

ハイデルベルグ
ハイデルベルグはフランクフルトの南に位置しドイツ最古の大学や古城で知られている。写真手前の川はネッカー川。左側山の中腹に見えるのはハイデルベルグ城。

ハイデルベルグ城
廃城となっているが内部は見学出来、往時の生活の様子がうかがえる。

城から見たハイデルベルグの町並み

繁華街

ヴュルツブルク(1992年7月)
 ヴュルツブルクはフランクフルトの東南にあるマイン川沿いにある中都市で、いわゆるロマンティック街道の起点にあたる。中世には司教が領主として治める都市で町の中心付近の丘の上にはマリエンブルク要塞という大きな要塞がある。また川を挟んだ対岸には司教の住居である立派なレジデンスがある。

マリエンブルグ要塞

マリエンブルグ要塞から見た街並み

レジデンスの館

レジデンスの庭園 

ライン下り
マインツ
ライン下りの起点。ここから観光船に乗りライン川を下る。
河岸やその山上に多くの古城が見える。

プファルツ城
川の中州に建てられた砦で、通過する船から通行税を取るために作られた。
水流に流されないように上流側がとがった形になっている。

残念ながら城の名前は不明

ボッパルト

ストルツェンフェルズ城

ローレライ
河岸にあるたんなる岩山(1992年7月)
   アムステルダム

アムステルダムの運河
一見きれいだが路上にはゴミが散乱しておりがっかり。

アムステルダム市庁舎と広場

アムステルダム国立博物館

最大の売り レンブランドの 夜警
この他、ゴッホが収集した多数の浮世絵のコレクションの展示室などがある。